2025年もあっという間に2月になりました。
子供のころに、一月往ぬる二月逃げる三月去るとおばあちゃんに言われたときには、
冬休みあけの3学期は全然 逃げないし、去らないし、春休みまで期間が長すぎる!
と想っていたのが、今になって笑っていたおばあちゃんの気持ちがわかります。
一説によると、子供の体感時間は大人の6倍ともいわれています。そんなことある?
って思いますが、大人になっても旅行にいくときなどは、同じ道筋でも行きよりも帰りの方が早く感じます。未知の知識・情報を学ぶことは時間を長く感じさせてくれるのかもしれません。
現代では、少し調べたらこの不思議な時間の感覚は、いろんなところで言語化されていますが、まだネットも書籍もなかった時代では、この感覚は私だけ?! 誰か共感して!と想っていはずです。
きっと、そんな体感時間の感覚を具体的な形やイメージで表現してくれたのが、アートだったのかしれません。
歴史の名画には、時間をテーマにした作品が沢山あります。今回ご紹介するのは、ジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)の作品です。彼は、あらゆる手法で時を絵画のなかで表現しました。代表作『時間の謎』に漂う不穏な静けさや長く伸びる影を見ていると、時間とは何なのか、ふと考えさせられます。
今月も新しいアート沢山入荷しています。絵が好きな人沢山語りましょう。
お気軽にご来店お待ちしています。
今日ご紹介した、こちらのデ・キリコアートは、サイトまたは、店頭でもご予約可能です。お気軽にお問い合わせください。
ジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)の作品